13年前に失踪した少女の遺体発見……しかし死んだのはごく最近
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13年前に失踪した少女の遺体発見……しかし死んだのはごく最近
山林白骨遺体、死後数か月から1年…不明13年の足取り捜査
鹿児島市の山林で8月、一部白骨化した遺体が見つかり、死体遺棄容疑で捜
査していた鹿児島県警は25日、2006年から行方不明となっていた野添希
望さん(不明当時17歳)と判明したと発表した。司法解剖の結果、死後数か
月から1年程度で、県警は不明後の約13年間の足取りを調べている。
県警などによると、行方不明となった当時、野添さんは同県志布志市に住ん
でおり、県立高校3年生だった。06年4月、夜に家から出て行く物音を家族
が聞いたのを最後に行方がわからなくなった。
家族は、犯罪に巻き込まれた可能性がある「特異家出人」として県警に届け
出て受理された。その後、家族に「元気でいる」という趣旨のメールが複数回
届いたという。
遺体は8月13日午後、鹿児島市吉野町にある薩摩藩主・島津家の別邸「仙
巌園」近くで、園関係者が発見。DNA型鑑定や歯の治療痕から野添さんと特
定された。死因は不明。遺体は何者かに埋められたとみられ、県警は殺人容疑
も視野に捜査を進める。
遺族は代理人弁護士を通じ、「驚きと深い悲しみに包まれています。警察の
捜査を見守っていきたい」とコメント。親族の女性は読売新聞の取材に対し、
「おとなしく、勉強もできる子だった。どこかで誰かと一緒に生活していると
思っていたのに。こういうことになって苦しい」と目頭を押さえながら語った。
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https://news.livedoor.com/article/detail/17134798/